SDF技術協会とは
SDF技術協会の設立目的
SDFは、Stainless Dynamic Flexible管(ステンレス ダイナミック フレキシブル管)の頭文字をとった名称です。水道管の既設経年管更新のためにSDF管を使った引込み工法をSDF工法といいます。当協会は、この工法による水道管の更新によって、社会のインフラである上水道の安全・安定に貢献すること、SDF工法の技術向上と普及をめざして、2008年7月14日に発足いたしました(株式会社デック代表取締役会長 川口 真二)。
SDF技術協会の沿革
2008年7月14日に設立。2007年に横浜市水道局様のフィールド提供を受け実証試験を行いました。設立年9月には横浜市水道局様にて開削工事が不可能な軌道下にて初施工を実施。翌年2009年に東京都水道局様にて国道に面する歩道に施工を実施しました。2012年には日本水道鋼管協会の技術資料の発刊。同年、水道施設設計指針にも掲載され耐震管による耐震工として確立されました。2017年には国が所管する第1回インフラメンテナンス大賞の厚生労働大臣賞を受賞しました。
以降、さまざまな実証試験を行い2020年には口径600mmの開発を行いました。
2024年1月には、SDF工法による施工延長距離が18,000mを超え施工箇所も全国で450箇所を超えています(2024年1月現在)。
SDF技術協会の活動
当協会では、SDF工法の技術向上並びに普及のための活動を行っています。
各種実証実験や試験による品質や特性の確認、各地で行われる技術研修会や展示会への参加、業界紙・機関紙への情報発信などに努めています。
また、ご要望に応じて現地における各種セミナーも開催し、SDF工法ならではのメリットが多くの現場で活かされるよう取り組んでいます。