Q&A

SDF工法について、
ここではQ&A形式でご紹介します。

SDF工法について、さまざまにお問合せをいただきます。ありがとうございます。
ここでは、SDF工法の基本的な情報をQ&A形式でお知らせします。
もちろん、ここにない疑問などはメールやお電話で気軽にお問合せください。

Q1. 耐用年数を教えて下さい。

ステンレス・フレキ管の使用環境に依存しますが、基本的には半永久的な耐久性を有しているものと考えています。日本水道協会、ステンレス協会ではステンレス配管の耐用年数を100年と設定しております。SDFで使用するチューブの材質はSUS316Lなのでそれ以上の耐用年数が期待されます。

Q2. SDF工法で使用するステンレス・フレキ管は耐震管ですか?

SDF工法に用いるステンレス・フレキ管はその材質、特性から耐震管としての扱いです。
また、日本水道協会発行の水道施設設計指針では、更新工法として紹介されており耐震管による耐震工法として確立しております。

Q3. SDF工法以外の更新工事との違いは?

SDF工法は既設管の角度が90°の曲がりがあっても施工可能です。口径にもよりますが立坑も小さく施工可能が可能です。

Q4. 内面の波形部に夾雑物等が溜まり、そこから錆が発生するような事は無いですか?

管の形状が波形なので、流体には渦巻き現象(EDDY)が発生します。そのため、凹凸部に沈殿した物も巻き上げられる為、水流があれば溜まる事はありません。この現象は、FEM解析によって確認されております。

Q5. ステンレス・フレキ管と他管種との接続は?

ステンレス・フレキ管を引込み後、端部の先導キャップを切断し、端末材を溶接します。他管種との接続は、フランジやダクタイル鋳鉄管の挿し口(K 形、NS 形、GX 形)形状が可能です。

Q6. 既設管路にバルブがある場合は?

全開であれば施工可能であす。バルブ機能を無くす処置も必要な場合があります。

Q7. SDF工法の最大の売り込み文句は?

耐震・更新・長寿命をキーワードとし、従来の更新工事では、施工できない曲がりがある既設管路の更新を実現しています。また、国土交通省を主幹とする6省にて主催された第1回インフラメンテナンス大賞にて厚生労働大臣賞を受賞し、ベストプラクティスとして高く評価され国からも認められた工法となっております。